結論(3 行)
- ペット版の PDF が本や Instagram と同じ一般論で終わった原因は、ペットの回だけ「写真と情報を入れて返すだけ」の一方通行だったこと。森加奈さんのセッションの価値は、本人と対話しながら「本人が気づいていない原因」を装置の出力で言い当てる所にあり、犬単体ではこの工程が成立しない。
- だから方向は「ペット向け商品」ではなく「犬を入口にした、飼い主と一緒に見るセッション」。入口の言葉は犬の困りごとから始め、価値と変化は飼い主側で取る。森加奈さん本人も「犬向けだけだと『私がついているから大丈夫』が言えない。飼い主さんと一緒なら言える」と賛成。
- 一言(コンセプト文)はまだ作らない。足切り 3 条件のうち「人が来るか」「売れる層が来るか」が未確認のため。次は、前の募集文の判定 → リストに「犬を飼っていますか」1 問 → 犬の飼い主 3 人の聞き取り → 飼い主同席モニター、の順。
1. YCS マニュアルの要点(判定に使った物差し)
コンセプトは「どんな状況で何に悩む人に、(××ではなく)△△して、☆☆になれる」という約束。一言はその後。材料は売り手の頭の中ではなく、実在するお客様の「来る前の言葉」「試して合わなかったこと」「変わったこと」から取る。
| STEP | 取るもの |
| 0 準備 | 商品を 1 つに。段階(提供中 / 試した / 構想) |
| 1 いちばん喜ばれた一人 | 状況・来る前の原文・試したこと・変化・選ばれた理由 |
| 2 あと 2 人 | 共通点 / 合わなかった人 / 時間とお金の使い道 |
| 3 実際の中身 | 最初の 1 回の工程 / 切り口 / 原因の見立て / できないこと |
| 4 商売の条件 | 出会える場所と月の人数 / やらない売り方 |
| 5〜7 | 設計シート → 足切り(人が来るか / 売れる層が来るか / 商品につながるか)→ 3 案 → 一言 → 検証(反応でなく行動を数える) |
- 根拠の等級: A この商品で確認した顧客の変化 / B 過去の仕事の経験 / C 自分が同じ悩みを通った経験 / D 実際に提供する作業・成果物 / E 仮説。一言に使えるのは A と B
- 足切りが 1 つでも未確認なら、一言を作らず検証に回す
- お客様が 0〜2 人のときは★8 問の最短ルート。「喜ばれた一人」は「当時の自分」か「最後に相談された 3 人」で置き換える。全欄に「仮説」と付ける
- 聞くのは出来事だけ。「理想のお客様像」「強み」「USP」は聞かない(答えが毎回変わる)。手段の名前は差別化にならない
2. ペット版を手順に当てた結果
| STEP | ペット版(犬単体・PDF 返却型) | 根拠 | 本人向けセッション(参考) | 根拠 |
| 1 喜ばれた一人 | 該当者なし。モニターは社内の人で、来る前の悩みも変化もない | E | 資格や講座を終えたのに最初のお客様が取れず止まっていた女性、複数 | A |
| 2 あと 2 人 | 該当者なし | E | 共通点・非成約の条件あり | A |
| 3 工程・切り口 | 工程 = 入れて返すだけ。切り口は未定義(内容は本と同じ) | D / E | 対話 → 言葉を直す → 調整 → 宿題 → 週 1 報告 | D |
| 4 接点 | ペット募集に反応なし。飼い主と会う場所・人数は空欄 | 実測 × | サミット・交流会・既存リスト。人数は少ない | A / 細い |
| 足切り | 3 条件すべて未確認 | — | 2 条件 ○・「人が来るか」が細い | — |
読み方: ペット版は「需要がない」とも「コンセプトがズレている」とも判定できる段階にない。材料(実在する飼い主の出来事)がゼロだから。問題はズレではなく、コンセプトを作る順番が逆(手段・切り口から出発し、お客様の原文から作る工程が未実施)だったこと。笹川さんの別提案「飼い主本人向け」は、YCS 7 章「価値が別の所にある → 変化に戻る」と同じ定石。
笹川さんの指摘 11 件は、どこで埋まるか
| 笹川さんの指摘 | YCS の欄 | 埋まる場所 |
| ① 事前説明 / ② 途中の案内 / ④ 安心感 / ⑤ フォロー | 3-1 工程 | 工程を順番で言えれば申し込み前の説明文がそのまま書ける。単発の改善案はそのまま採用 |
| ③ 用語 | 置く位置 | 装置の出力と森加奈さんの解釈を分け、説明は解釈を前に。手段名は後ろ |
| ⑦ 顧客理解 | 1-2 原文 | 犬の飼い主 3 人の聞き取り |
| ⑧ タイムウェーバーでなければいけない理由 | 3-3 切り口 | 飼い主同席で「そうそう私そうなんです」が起きるか。犬単体では一般論に落ちた(実証済み) |
| ⑨ 成果の判断基準 | 1-5 変化 | 飼い主が何を見て「良くなった」と言うか。週 1 LINE 報告で行動を記録 |
| ⑩ できること・できないこと | 3-5 | 未確定。健康は獣医へ、しつけの改善は約束しない、の線を次回確定 |
| ⑥ ⑪ 続ける理由 | 約束と提供物の対応 | 今回は扱わない。単発で満足が作れてから(笹川さんの提案と同じ順番) |
| 別提案「飼い主本人向け」 | 7 章 | 今回の方向性そのもの |
3. 10/15 インタビューで分かったこと
| 欄 | 森加奈さんの言葉・事実 | 根拠 |
工程(3-1) ペット | 「見えないし、どういう状態かも分からない。とりあえずあるものをそのまま入れた」「お互いにどうなっているか分からず放置になった」。やり取りなし | D |
工程(3-1) 人 | 対話で願望を出す → 装置の出力を見て「違う、こうですよね」と言葉を直す → 納得した文章を調整 → レポート + 宿題 → 週 1 の LINE 報告(例: 毎週月曜に体重) | D |
| 失敗の原因(1-4 提供側) | 「人の時は双方向。犬は一方通行で、お互いに『うっ』となった。それが合わなかった原因」 | D |
| 切り口(3-3) | ペット PDF の「褒める」「サインを受け止める」は一般論になった(実証済み)。飼い主との関係があれば個別性が出た可能性はあるが未確認 | E |
| 選ばれる瞬間(1-6・3-4) | 「装置が『自分を認めていない』『父の概念』『古い概念』など、本人が気づいていない原因を出す。本人が『そうそう、私そうなんですよ』になる」「悩みは掘らない。願望の連鎖を追う。原因は装置が出す」 | B / D |
| 変化(1-5) | 全員「良くなった」はある。文句は 0。ただし「全部途中」(なおさん 10/14)。例: 最初のお客様 = 夢なしで来て → やりたいことが見つかる → 2 週間後に友人が受講 → 紹介が続き今年 4 人 → 「自分も施術側になりたい」。倒れた人が元気になり職場と自分の時間が変わった(複数)。売上ゼロ → 20〜30 万 → 装置の提供側へ | A(口頭) |
| 接点(4-1) | 過去のペットのモニター募集に「全然来なかった」。散歩代行事業者「お金持ちだから好かれる」と言うが止まっている。仮説「ペットにお金をかける人は経営者層に多い」 | 実測 × / C / E |
| 本人の意欲(6-1) | 「犬向けだけだと『私がついているから大丈夫』が言えない。飼い主さんと一緒なら言える」 | 本人 |
| 本人の課題 | 「手法がないと自信がない。だから手段を先に言ってしまう」「元は『夢をモリモリ叶える』だったのに、手段を言い始めてエネルギーが変わった」(Tsuyoshi の指摘に同意) | 本人 |
| できないこと(3-5) | 言及なし | 未確認 |
足切りの現在値
| 条件 | 判定 | 根拠 |
| 人が来るか | × 寄り | ペット募集に反応なし(実測)。入口の言葉の問題と見ているが募集文は未回収。リストの犬の飼い主は推定 300〜400 人(世帯飼育率 1 割前後 × 約 4,000) |
| 売れる層が来るか | 未確認 | 飼い主の支出実例を誰も聞いていない |
| 商品につながるか | 飼い主側 ○ / 犬単体 × | 飼い主の変化は人のセッションで実績あり。犬単体の変化は構造的に取れない |
4. 方向性と Tsuyoshi 判断(10/15)
商品 = 「犬と飼い主を一緒に見るセッション」(飼い主同席・Zoom 90 分・対話形式)。入口の言葉は犬の困りごとから始め、価値と変化は飼い主側で取る。
| 判断 | 理由 |
| 犬に絞る(猫はやらない) | 犬の困りごと(留守番・吠え・引っ張り・多頭)は飼い主の関わり方と直結し、同席設計とかみ合う。犬の飼い主はトレーナー・しつけ教室・散歩代行にすでに支出している。「しつけ教室に行ったが家では戻る」は誰でも言える原文になる |
| 「犬を飼っている経営者」は一言に入れない | 属性 × 属性で「私のことだ」にならない。前に出すのは 1 つ。経営者は接点(どこで会うか)の軸として使う。一言に入れるなら状況で書く(例: 仕事が忙しく犬に長く留守番させ、帰ると吠える。しつけ教室に行ったが家では戻る飼い主) |
| ペット募集に反応がなかったのは入口の言葉 | 手段(波動調整・モニター)が前に出ていた可能性。募集文を回収して判定。リスト側も無視はせず、1 問アンケートで母数を分ける |
| 猫の友人モニターはやらない | 犬に絞るため。次のモニターは犬の飼い主から |
| 一言は作らない | 足切り 2 条件が未確認。YCS の規則どおり検証へ |
5. 次の一手(順番・担当)
| 順 | やること | 担当 | 見るもの |
| 1 | 前のペット募集文を回収し、手段が前に出ていたかを判定 | Tsuyoshi → 森加奈さん / 判定 制作担当 | 手段名が先頭か・犬の困りごとが入っているか |
| 2 | 既存リスト(LINE・メルマガ)に「犬を飼っていますか」の 1 問だけ出す | 森加奈さん(文面は制作担当が用意) | 回答者数 = 入口の母数 |
| 3 | 回答者と今月開始のビジネス層 3 名から、犬の飼い主 3 人に 15 分の聞き取り。「最近いちばん困ったこと」「何を試していくら使ったか」「どうなればひと安心か」 | Tsuyoshi または笹川さん | 同じ言葉・同じ場面があるか / 全員お金を使っているか / 犬の変化と自分の気持ちのどちらが先に出るか |
| 4 | 希望者に、飼い主同席の犬セッション(新形式)をモニター提供。1 週間後に LINE で報告 1 回 | 森加奈さん | 「そうそう」が出た箇所 / 飼い主自身の相談が出たか / 2 回目を頼んだか |
| 5 | 3・4 が出てから一文の骨組み(場面 / 主な課題 / 提供範囲の 3 案)→ 森加奈さんが選ぶ | 制作担当 → Tsuyoshi → 森加奈さん | 口に出して自然に言えるか・3 か月言い続けられるか |
笹川さんの単発改善案(事前説明・途中連絡・要点 1 枚・振り返り票)は、4 のモニターからそのまま採用する。
6. やらないこと・言葉の注意
- 犬単体の PDF 返却型は続けない
- 入口の言葉に「タイムウェーバー」「12 次元」「周波数」「波動調整」を前に出さない。手段は後ろ(森加奈さん自身が課題として同意済み)
- 犬の健康・病気・行動の改善を約束しない。健康は獣医へ。しつけが直る、とは言わない
- 「AI で周波数調整」の表現は使わない(周波数の分析・調整は装置、行動計画が AI)
- 「経営者向け」「犬 × 経営者」を看板にしない。接点の設計にとどめる
- 数字(売上・人数・体重)は口頭値。外に出す前に森加奈さんに確認
7. 未確認・リスク
- 「ペットにお金をかける人 = 経営者層」は森加奈さんの印象。犬の飼い主 3 人の聞き取りで裏を取る
- 募集に反応がなかったのが入口の言葉の問題かリストの層の問題かは、1 問アンケートの回答数で初めて分かれる
- 飼い主同席で「そうそう私そうなんです」が犬の話から起きるかは未検証。起きなければ、犬は入口にならず本人向けの発信に戻す
- 「全部途中」問題は本人向けにも共通。変化を「行動」で記録する週 1 LINE 報告を、犬版にも最初から入れる
- できないこと(獣医の線・しつけの線)は未確定。モニター提供前に森加奈さんの言葉で確定する