森加奈さん ― ペット向けサービスの方向性

2026-10-15

YCS コンセプト設計インタビュー 使い方マニュアル

結論(3 行)
  1. ペット版の PDF が本や Instagram と同じ一般論で終わった原因は、ペットの回だけ「写真と情報を入れて返すだけ」の一方通行だったこと。森加奈さんのセッションの価値は、本人と対話しながら「本人が気づいていない原因」を装置の出力で言い当てる所にあり、犬単体ではこの工程が成立しない。
  2. だから方向は「ペット向け商品」ではなく「犬を入口にした、飼い主と一緒に見るセッション」。入口の言葉は犬の困りごとから始め、価値と変化は飼い主側で取る。森加奈さん本人も「犬向けだけだと『私がついているから大丈夫』が言えない。飼い主さんと一緒なら言える」と賛成。
  3. 一言(コンセプト文)はまだ作らない。足切り 3 条件のうち「人が来るか」「売れる層が来るか」が未確認のため。次は、前の募集文の判定 → リストに「犬を飼っていますか」1 問 → 犬の飼い主 3 人の聞き取り → 飼い主同席モニター、の順。

1. YCS マニュアルの要点(判定に使った物差し)

コンセプトは「どんな状況で何に悩む人に、(××ではなく)△△して、☆☆になれる」という約束。一言はその後。材料は売り手の頭の中ではなく、実在するお客様の「来る前の言葉」「試して合わなかったこと」「変わったこと」から取る。

STEP取るもの
0 準備商品を 1 つに。段階(提供中 / 試した / 構想)
1 いちばん喜ばれた一人状況・来る前の原文・試したこと・変化・選ばれた理由
2 あと 2 人共通点 / 合わなかった人 / 時間とお金の使い道
3 実際の中身最初の 1 回の工程 / 切り口 / 原因の見立て / できないこと
4 商売の条件出会える場所と月の人数 / やらない売り方
5〜7設計シート → 足切り(人が来るか / 売れる層が来るか / 商品につながるか)→ 3 案 → 一言 → 検証(反応でなく行動を数える)

2. ペット版を手順に当てた結果

STEPペット版(犬単体・PDF 返却型)根拠本人向けセッション(参考)根拠
1 喜ばれた一人該当者なし。モニターは社内の人で、来る前の悩みも変化もないE資格や講座を終えたのに最初のお客様が取れず止まっていた女性、複数A
2 あと 2 人該当者なしE共通点・非成約の条件ありA
3 工程・切り口工程 = 入れて返すだけ。切り口は未定義(内容は本と同じ)D / E対話 → 言葉を直す → 調整 → 宿題 → 週 1 報告D
4 接点ペット募集に反応なし。飼い主と会う場所・人数は空欄実測 ×サミット・交流会・既存リスト。人数は少ないA / 細い
足切り3 条件すべて未確認—2 条件 ○・「人が来るか」が細い—
読み方: ペット版は「需要がない」とも「コンセプトがズレている」とも判定できる段階にない。材料(実在する飼い主の出来事)がゼロだから。問題はズレではなく、コンセプトを作る順番が逆(手段・切り口から出発し、お客様の原文から作る工程が未実施)だったこと。笹川さんの別提案「飼い主本人向け」は、YCS 7 章「価値が別の所にある → 変化に戻る」と同じ定石。

笹川さんの指摘 11 件は、どこで埋まるか

笹川さんの指摘YCS の欄埋まる場所
① 事前説明 / ② 途中の案内 / ④ 安心感 / ⑤ フォロー3-1 工程工程を順番で言えれば申し込み前の説明文がそのまま書ける。単発の改善案はそのまま採用
③ 用語置く位置装置の出力と森加奈さんの解釈を分け、説明は解釈を前に。手段名は後ろ
⑦ 顧客理解1-2 原文犬の飼い主 3 人の聞き取り
⑧ タイムウェーバーでなければいけない理由3-3 切り口飼い主同席で「そうそう私そうなんです」が起きるか。犬単体では一般論に落ちた(実証済み)
⑨ 成果の判断基準1-5 変化飼い主が何を見て「良くなった」と言うか。週 1 LINE 報告で行動を記録
⑩ できること・できないこと3-5未確定。健康は獣医へ、しつけの改善は約束しない、の線を次回確定
⑥ ⑪ 続ける理由約束と提供物の対応今回は扱わない。単発で満足が作れてから(笹川さんの提案と同じ順番)
別提案「飼い主本人向け」7 章今回の方向性そのもの

3. 10/15 インタビューで分かったこと

欄森加奈さんの言葉・事実根拠
工程(3-1)
ペット
「見えないし、どういう状態かも分からない。とりあえずあるものをそのまま入れた」「お互いにどうなっているか分からず放置になった」。やり取りなしD
工程(3-1)
人
対話で願望を出す → 装置の出力を見て「違う、こうですよね」と言葉を直す → 納得した文章を調整 → レポート + 宿題 → 週 1 の LINE 報告(例: 毎週月曜に体重)D
失敗の原因(1-4 提供側)「人の時は双方向。犬は一方通行で、お互いに『うっ』となった。それが合わなかった原因」D
切り口(3-3)ペット PDF の「褒める」「サインを受け止める」は一般論になった(実証済み)。飼い主との関係があれば個別性が出た可能性はあるが未確認E
選ばれる瞬間(1-6・3-4)「装置が『自分を認めていない』『父の概念』『古い概念』など、本人が気づいていない原因を出す。本人が『そうそう、私そうなんですよ』になる」「悩みは掘らない。願望の連鎖を追う。原因は装置が出す」B / D
変化(1-5)全員「良くなった」はある。文句は 0。ただし「全部途中」(なおさん 10/14)。例: 最初のお客様 = 夢なしで来て → やりたいことが見つかる → 2 週間後に友人が受講 → 紹介が続き今年 4 人 → 「自分も施術側になりたい」。倒れた人が元気になり職場と自分の時間が変わった(複数)。売上ゼロ → 20〜30 万 → 装置の提供側へA(口頭)
接点(4-1)過去のペットのモニター募集に「全然来なかった」。散歩代行事業者「お金持ちだから好かれる」と言うが止まっている。仮説「ペットにお金をかける人は経営者層に多い」実測 × / C / E
本人の意欲(6-1)「犬向けだけだと『私がついているから大丈夫』が言えない。飼い主さんと一緒なら言える」本人
本人の課題「手法がないと自信がない。だから手段を先に言ってしまう」「元は『夢をモリモリ叶える』だったのに、手段を言い始めてエネルギーが変わった」(Tsuyoshi の指摘に同意)本人
できないこと(3-5)言及なし未確認

足切りの現在値

条件判定根拠
人が来るか× 寄りペット募集に反応なし(実測)。入口の言葉の問題と見ているが募集文は未回収。リストの犬の飼い主は推定 300〜400 人(世帯飼育率 1 割前後 × 約 4,000)
売れる層が来るか未確認飼い主の支出実例を誰も聞いていない
商品につながるか飼い主側 ○ / 犬単体 ×飼い主の変化は人のセッションで実績あり。犬単体の変化は構造的に取れない

4. 方向性と Tsuyoshi 判断(10/15)

商品 = 「犬と飼い主を一緒に見るセッション」(飼い主同席・Zoom 90 分・対話形式)。入口の言葉は犬の困りごとから始め、価値と変化は飼い主側で取る。
判断理由
犬に絞る(猫はやらない)犬の困りごと(留守番・吠え・引っ張り・多頭)は飼い主の関わり方と直結し、同席設計とかみ合う。犬の飼い主はトレーナー・しつけ教室・散歩代行にすでに支出している。「しつけ教室に行ったが家では戻る」は誰でも言える原文になる
「犬を飼っている経営者」は一言に入れない属性 × 属性で「私のことだ」にならない。前に出すのは 1 つ。経営者は接点(どこで会うか)の軸として使う。一言に入れるなら状況で書く(例: 仕事が忙しく犬に長く留守番させ、帰ると吠える。しつけ教室に行ったが家では戻る飼い主)
ペット募集に反応がなかったのは入口の言葉手段(波動調整・モニター)が前に出ていた可能性。募集文を回収して判定。リスト側も無視はせず、1 問アンケートで母数を分ける
猫の友人モニターはやらない犬に絞るため。次のモニターは犬の飼い主から
一言は作らない足切り 2 条件が未確認。YCS の規則どおり検証へ

5. 次の一手(順番・担当)

順やること担当見るもの
1前のペット募集文を回収し、手段が前に出ていたかを判定Tsuyoshi → 森加奈さん / 判定 制作担当手段名が先頭か・犬の困りごとが入っているか
2既存リスト(LINE・メルマガ)に「犬を飼っていますか」の 1 問だけ出す森加奈さん(文面は制作担当が用意)回答者数 = 入口の母数
3回答者と今月開始のビジネス層 3 名から、犬の飼い主 3 人に 15 分の聞き取り。「最近いちばん困ったこと」「何を試していくら使ったか」「どうなればひと安心か」Tsuyoshi または笹川さん同じ言葉・同じ場面があるか / 全員お金を使っているか / 犬の変化と自分の気持ちのどちらが先に出るか
4希望者に、飼い主同席の犬セッション(新形式)をモニター提供。1 週間後に LINE で報告 1 回森加奈さん「そうそう」が出た箇所 / 飼い主自身の相談が出たか / 2 回目を頼んだか
53・4 が出てから一文の骨組み(場面 / 主な課題 / 提供範囲の 3 案)→ 森加奈さんが選ぶ制作担当 → Tsuyoshi → 森加奈さん口に出して自然に言えるか・3 か月言い続けられるか

笹川さんの単発改善案(事前説明・途中連絡・要点 1 枚・振り返り票)は、4 のモニターからそのまま採用する。

6. やらないこと・言葉の注意

7. 未確認・リスク